2013
01/07
IBM ServerRaid M1015のHBA化
詳しいやり方はこの辺を参考にしました
http://kaznor.blog56.fc2.com/blog-entry-213.html
http://d.hatena.ne.jp/joker1007/20111225/1324819905
本記事では上記ブログの補足的な内容と
私が作業した結果なんかをあわせて書いてみます
まず上のブログを参考に、事前にLSIのサイトから
最新のSAS9210-8iファームウェアに差し替えました
現時点では2012/11/7リリースの15.00というバージョンが最新でした
ついでにsas2flsh.exeも最新のにしときました
(sas2flsh_dos_relフォルダに入ってるもの)
解説ブログを読んでみると途中でSAS IDというのが必要になるようです
これはカードに貼ってあるシールに記載されているのですが
他にもいろんなシールが貼ってあるため少し迷いました
目安は16桁の英数字で"500605B-X-XXXX-XXXX"という形式のものです
私のは少し黄色っぽいシールでした
SAS IDはsas2flsh -listとやっても確認できるらしいのですが
手元のいくつかのマザーで試しましたところ、どれも
ERROR: Failed to initialise PAL. Exiting Program.
または
NO LSI SAS adapters found! Limited Cpmmand Set Available!
...
というエラーでコマンドがとおりませんでした
この時点で上のエラー(仮にE1とします)が出るマザーだと、
ファームアップデートもできないらしいです
下のエラー(仮にE2とします)の場合、フラッシュメモリをクリアしたあとなら
sas2flshコマンドが使えるようになるので(少なくとも私の環境では使えました)、
SAS IDは取れませんが、アップデート自体は可能だと思われます
私の環境ではこのような結果になりました
(E1) ASRock P67 Extream6
(E2) ASUS P6X58D-E
(E2) Gigabyte EP45UD3R
(E1) Intel DP35DP
古い板だとPCIEx16スロットが一本しかなかったりする上に
ことごとくオンボグラフィックがない板ばっかりなので、
PCIのグラボにしたりと結構面倒なことになりました…
さて、今回はギガのマザーでファームをアップデートし、
もともと装着を予定していたアスロックに挿して動作確認を行いました
起動するとBIOS表示が少し変わり、バージョンも15と表示されています
そして無事ディスク単体として認識できるようになりました
ちなみに今回はM1015を2枚入手したので2枚挿しも試してみました
手頃なディスクが8本しかなかったので、
2枚のカードにそれぞれに4本ずつ繋いでの実験ですが、
特にエラーもなく起動し、すべてのディスクを認識してくれました
すばらですっ!
次にギガのマザーでも動作確認してみました
近いうちにこの板にも挿そうと2枚確保したわけなんですが、
残念ながらBIOS起動中に止まってしまいました…
突然画面が無意味なアルファベットで埋め尽くされてびっくりしましたが、
かろうじて読めたエラーメッセージはこんな感じでした
1 drives are reported, BIOS memory allocation is full!
ググってみると、こんな意味らしいです
報告されたデバイスによって利用可能なメモリすべてが使用されており、これ以上のメモリを割り当てることができません。
うーん、だからどうしろと…
どうも相性問題な気がしますね
ただ一つ気になる点として、
ギガの方で試したのが3TBのディスクだったので
もしかしたらそれが原因だったりしないかなーと考えました
しかし結局2TBでも非AFTの1.5TBでも同様のエラーでした
ちなみにアスロックの方で3TBを繋いでも問題はありませんでしたので
これはもう相性ということで納得しました
カードBIOSバージョン(15.00)とマザーBIOSバージョン(F12)の
組み合わせによっては改善するかもしれませんが、
確率が低そうな上リスクを伴うし何より面倒なので
おとなしくマザーを新調する方向で検討しようと思います
よーし、せっかくなのではずにゃんで久々に組んじゃおうかな!
http://kaznor.blog56.fc2.com/blog-entry-213.html
http://d.hatena.ne.jp/joker1007/20111225/1324819905
本記事では上記ブログの補足的な内容と
私が作業した結果なんかをあわせて書いてみます
まず上のブログを参考に、事前にLSIのサイトから
最新のSAS9210-8iファームウェアに差し替えました
現時点では2012/11/7リリースの15.00というバージョンが最新でした
ついでにsas2flsh.exeも最新のにしときました
(sas2flsh_dos_relフォルダに入ってるもの)
解説ブログを読んでみると途中でSAS IDというのが必要になるようです
これはカードに貼ってあるシールに記載されているのですが
他にもいろんなシールが貼ってあるため少し迷いました
目安は16桁の英数字で"500605B-X-XXXX-XXXX"という形式のものです
私のは少し黄色っぽいシールでした
SAS IDはsas2flsh -listとやっても確認できるらしいのですが
手元のいくつかのマザーで試しましたところ、どれも
ERROR: Failed to initialise PAL. Exiting Program.
または
NO LSI SAS adapters found! Limited Cpmmand Set Available!
...
というエラーでコマンドがとおりませんでした
この時点で上のエラー(仮にE1とします)が出るマザーだと、
ファームアップデートもできないらしいです
下のエラー(仮にE2とします)の場合、フラッシュメモリをクリアしたあとなら
sas2flshコマンドが使えるようになるので(少なくとも私の環境では使えました)、
SAS IDは取れませんが、アップデート自体は可能だと思われます
私の環境ではこのような結果になりました
(E1) ASRock P67 Extream6
(E2) ASUS P6X58D-E
(E2) Gigabyte EP45UD3R
(E1) Intel DP35DP
古い板だとPCIEx16スロットが一本しかなかったりする上に
ことごとくオンボグラフィックがない板ばっかりなので、
PCIのグラボにしたりと結構面倒なことになりました…
さて、今回はギガのマザーでファームをアップデートし、
もともと装着を予定していたアスロックに挿して動作確認を行いました
起動するとBIOS表示が少し変わり、バージョンも15と表示されています
そして無事ディスク単体として認識できるようになりました
ちなみに今回はM1015を2枚入手したので2枚挿しも試してみました
手頃なディスクが8本しかなかったので、
2枚のカードにそれぞれに4本ずつ繋いでの実験ですが、
特にエラーもなく起動し、すべてのディスクを認識してくれました
すばらですっ!
次にギガのマザーでも動作確認してみました
近いうちにこの板にも挿そうと2枚確保したわけなんですが、
残念ながらBIOS起動中に止まってしまいました…
突然画面が無意味なアルファベットで埋め尽くされてびっくりしましたが、
かろうじて読めたエラーメッセージはこんな感じでした
1 drives are reported, BIOS memory allocation is full!
ググってみると、こんな意味らしいです
報告されたデバイスによって利用可能なメモリすべてが使用されており、これ以上のメモリを割り当てることができません。
うーん、だからどうしろと…
どうも相性問題な気がしますね
ただ一つ気になる点として、
ギガの方で試したのが3TBのディスクだったので
もしかしたらそれが原因だったりしないかなーと考えました
しかし結局2TBでも非AFTの1.5TBでも同様のエラーでした
ちなみにアスロックの方で3TBを繋いでも問題はありませんでしたので
これはもう相性ということで納得しました
カードBIOSバージョン(15.00)とマザーBIOSバージョン(F12)の
組み合わせによっては改善するかもしれませんが、
確率が低そうな上リスクを伴う
おとなしくマザーを新調する方向で検討しようと思います
よーし、せっかくなのではずにゃんで久々に組んじゃおうかな!